世界自然遺産“やんばるの森”で育まれる
『美ら花紅茶(CHURABANA TEA)』
南島の北限(ティーベルト)
世界的な “ティーベルト” と呼ばれる紅茶栽培に適した地域は北緯30度以南とされ、ここ沖縄県も北緯26度に位置した地域(ティーベルト)です。世界的な紅茶産地インド・アッサム地方やスリランカとほぼ同緯度に位置しており、亜熱帯気候の沖縄は日本国内で最も紅茶栽培に適した産地なのです。
奇跡の赤土
沖縄本島北部にあたる “やんばる(豊かな森林が広がり稀少な固有種が生息している地域)”の茶園の土壌は赤土が特徴的な「国頭(くにがみ)マージ」という酸性土壌です。沖縄本島は中部から北部にかけて赤土の土壌であり、やんばるは茶栽培に適した土壌条件にあります。
自然との共生
天然記念物の蝶 オオゴマダラが舞い、ミツバチが飛び交う壮大な風景の中で栽培しています。使用している自家製発酵肥料は茶樹に養分を与えるだけでなく、肥料を使ったあとには土の表面に放線菌がはり、微生物やミミズなどの生き物がより住みやすい環境を整えることにも一役かっています。
農薬を一切使わない
農薬を使うと茶樹が弱り害虫の被害をより大きくし更に農薬を使ってしまうという悪循環に陥ってしまいますが、自然に育てられた茶樹は虫にも負けずに丈夫に育ちます。特に山頂にある美ら花紅茶の茶園は他に隣接する畑もなく農薬飛来などの影響を受けない恵まれた環境です。また、収穫を年に3〜4回とすることで生育が衰えることなく毎年上質な茶葉が生み出され、すっきりとしたのど越しの渋みとコク、甘み、香り高い紅茶が作り出せるのです。