ゴールデンルールで何気ない紅茶から特別な紅茶へ!
自宅でもできる簡単ステップ!

茶葉、本来の風味や香りを存分に引き出すために生まれた基本的なゴールデンルールで素晴らしい一杯を味合う。
英国式の伝統的な淹れ方として、古くから伝えられてきたゴールデンルールに則ってご自宅でも実践していただけるようご紹介致します。是非お試しいただき、いつもと違ったひと時をお楽しみください。


 簡単ステップの前に押さえておきたい3つのポイント


ポイント1 >>> 汲みたての水を使いましょう。
紅茶には軟水がベターです。汲みたてで空気を多く含むと更に紅茶向きです。お湯は沸騰直後(95℃~98℃)を使用します。お湯の対流で茶葉がポットのなかでよく動き、おいしい紅茶をいれることができます。温度が低い場合や沸騰しすぎた高温なお湯では紅茶の香気成分がよく出ません。硬水の場合でも、水色は濃くなりますが、味はマイルドになります。(茶葉に含まれるタンニンがミネラルと化合するため)
ポイント2 >>> 鉄分の含まれたポットは避けましょう。
陶磁器か銀製のティーポット、あるいはガラス製のティーサーバーを使いましょう。もちろん、緑茶用の急須でもかまいません。鉄分を含むポットの使用は、紅茶のタンニンが鉄分と化合して香味を損なうばかりでなく、紅茶の色を黒っぽくしてしまいます。
ポイント3 >>> 内側は白が望ましい
紅茶の生命は色と香りです。白いティーカップへ注がれた透きとおった紅茶の色は、見るだけで心を落ち着かせてくれます。美ら花紅茶で展開している「クラシックティー・ハイビスカスブレンドティー・月桃ブレンドティー」はそれぞれ異なる色味も”視覚”でもお楽しみいただけます。また、牛乳を入れ「ミルクティー」も大変お勧めです。コーヒー用のクリームは避けてください。

ステップ1

Golden Rule_1
やかんに汲みたての水を入れて、火にかけ沸騰させます。
5円玉くらいの泡がボコボコ出ている状態が目安です。 

ステップ2

Golden Rule_6
紅茶をいれる前にポットとカップにお湯を注ぎ全体を温めておきましょう。

 

ステップ3

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温めたポットにティースプーン1杯(2~3g)を1人分として人数分の茶葉を入れます。
細かい茶葉は中盛り、大きい茶葉は大盛りにするのが目安です。

ステップ4

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沸騰したてのお湯を人数分注ぎ、すぐにフタをして蒸らして下さい。
この時、沸騰したお湯を勢いよく注ぐのがコツ。

ステップ5

蒸らす時間は、細かい茶葉は2分半~3分、大きい茶葉は3~4分が目安です。
※ ミルクティーの際は、やや長めに蒸らすのがお勧めです。
その間ポットにティーコジーやティーマットを使うとさらに保温効果が上がります。
おいしい紅茶をいれるには温度を下げないことがポイント。

ステップ6

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ポットの中をスプーンで軽くひとまぜ。

ステップ7

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茶こしで茶ガラをこしながら、濃さが均一になるようにまわし注ぎしましょう。
“ベスト・ドロップ” と呼ばれる最後の一滴まで注いでください。
以上が基本的な紅茶の淹れ方“ゴールデンルール”です。
是非一度お試しいただき至福のひとときをお過ごしください。
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